〜すべてを変える意識の力〜
こんにちは、内乃燈です。
今日はちょっとだけ、いつもと違う視点から「自分自身」についてお話ししてみたいと思います。
私たちはふだん、
「私はこんな人間です」「これが私の性格です」と、
あたりまえのように“自分”を定義して生きていますよね。
でもその“自分”って、本当にあなたなのでしょうか?
もしかすると、
あなたが「これが私」と思い込んでいたその姿は、
過去の経験や周りの言葉によって作られた“仮の自分”なのかもしれません。
そして——
もしその思い込みを手放せたら、
あなたの人生はもっと自由に、もっと豊かに変わっていくとしたら…?
今回のブログでは、
「本当のあなたって、誰?」という深いテーマを、やさしく、シンプルに紐解いてみました。
忙しい日々の合間に、ちょっと一息ついて。
心の奥にある“本当の自分”に出会う時間になれば嬉しいです🌿
第1章:あなたは、本当に“あなた”ですか?
私たちはふだん、「自分」という存在を疑いません。
名前があって、年齢があって、性格や過去がある。
「それが私」と、当たり前のように信じています。
でも……その“私”、本当にあなたでしょうか?
実は、あなたが「自分」だと思っているもの——
それは、記憶や思考、つまり“脳の働き”にすぎないのかもしれません。
アメリカの脳科学者、ジル・ボルト・テイラー博士は、脳卒中を経験したとき、
「思考が止まり、記憶も消えたとき、自分は“ただの広がる意識”だった」と語りました。
つまり、「自分」という感覚は、消えることもある。
けれど、「意識そのもの」としての“あなた”は、ちゃんとそこに存在していたのです。
第2章:現実は、あなたの“思い込み”でできている
あなたの人生は、偶然の連続ではありません。
すべては、あなたが「自分をどう信じているか」によって形づくられています。
たとえば、
「自分には価値がない」と思えば、そう感じさせる現実がやってきます。
でも「私は愛されている」と思えば、不思議と愛される出来事が増えていくんです。
これはスピリチュアルだけでなく、心理学でも裏付けられています。
カナダの研究では、自己肯定感の高い人ほど、ポジティブな体験を引き寄せやすいと報告されています(ウォータールー大学・2009年)。
あなたが自分をどう見ているかが、世界をどう感じるかに直結しているのです。
第3章:過去は「ただの物語」
多くの人が、過去にとらわれて生きています。
「昔こうだったから、自信が持てない」
「親に否定されたから、自分はダメなんだ」
でもそれ、本当に今のあなたに必要な“事実”でしょうか?
それはただのストーリー。
誰かに教えられた、過去からの“設定”です。
そしてその設定は、今日から、今から、変えていいものなんです。
あなたは、どんな自分を信じてもいい。
過去よりも、今この瞬間の意識が、未来を決めていきます。
第4章:「私は意識である」と思い出すとき
「私はこういう人間だ」と思っているその“枠”の外に、
本当のあなたは存在しています。
あなたは、“意識そのもの”。
すべてとつながる、広くて自由な存在です。
これは、キリスト教の教えではありませんが、
「キリスト意識(Christ Consciousness)」という考え方もあります。
それは、「すべてが一つであり、私たちはその一部である」という深い気づき。
オックスフォード大学の研究では、
「今この瞬間」に意識を向けて生きる人ほど、幸福度が高いという結果が出ています(2010年)。
今に在ること。
それが、豊かさと喜びの入り口なのです。
【まとめ】あなたは「何にでもなれる存在」
あなたは、「こういう人間だ」と思わされてきた存在ではありません。
本当のあなたは、広がりのある意識。
いつでも、どんな自分にもなれる、無限の可能性を持った存在です。
過去も、思い込みも、ただのストーリー。
それは、今この瞬間から書き換えることができます。
たとえば、こんなふうに信じてみてください:
「私は豊かで、愛されていて、幸せな存在だ」
そう信じることで、現実が静かに変わりはじめます。
なぜなら、世界は“あなたの意識”の鏡だからです。
意識に気づき、選び直すこと。
それが、本当の人生を生きる最初の一歩です。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。