嫉妬深い女神、と紹介されることの多い神様です。 けれど物語を読むと、印象が変わります。 この女神がいなければ、大国主は三度死んでいました。 須勢理毘売とは、どんな神様か 須勢理毘売(すせりびめ)。須佐之男命の娘であり、大国主の正妻です。 名の「スセリ」は、すさぶ――勢いのままに進む、荒々しく振る舞う――に通じるとされます。父の「スサノオ」と、同じ響きです。 気性の激しさを、名前に持っている女神です。 司るものは、情熱。嫉妬。そして、覚悟。 出会って、すぐ 大国主がまだ大穴牟遅と呼ばれていた頃。兄たちに二度 ...